自然の恵みを大事にすることで食材をむだなく使うために調理や保存に工夫し、四季を味わう和食文化とともに日本農業は進化し、生産効率の高い農業には向かない環境中で培った栽培技術は国際競争力の高い技術である。
しかしながら、長年の経験によって蓄積してきた栽培ノウハウが、効率を優先する中で継承されず、就農人口の急激な減少とともに失われている。
日本が残すべき卓越した栽培ノウハウを持つオールドノーマルの選出と商流上で弱者とされてきた生産者をかっこいい職業として地位の再定義することで継続的な担い手を輩出していく。
既存の農業に関連する産業構造を再構築し、収益の多様化と付加価値化など生産者の総収益アップを実現する新しい農業モデルを創出する。